2010年08月09日
フランス・パリ vol.19 - パリでミシュラン3つ星ランチ - ラストランス
パリレポ。(5月末~6月に旅行した5泊7日パリレポを連載中です)

パリ最終日のランチは豪華にミシュランで3つ星を獲得したという16区にある「ラストランス(L'astrance)に行って来ました~
パリで最も予約が取れない店とも言われているそうです。
友人のアヤップルがこちらのレストランでオーナーパティシエやっているのでせっかくなら彼女が作るスイーツを頂こうと1ヶ月くらい前に予約を入れてもらいました。 最初はディナーに予約を入れてもらっていたのですが、なんと専属ソムリエが選ぶお勧めワイン付きで350ユーロだっていうのでそれはいくらなんでもムリでしょー(+o+)。 さすがにディナーで二人分で7万円は出せません。 というわけでランチに変更してもらいました。 ランチでも70ユーロでしたが。
パリの3つ星レストランですからね、ほんとはおしゃれして行こうとワンピース(夏用)を持って行っていたのですが6月初旬のパリは寒くて寒くてワンピースどころではなかったので、超ラフなパンツ&コートで行ってしまい、出迎えられたスタッフさんに上から下までジロリとみられてしまいました(失態)。

しかし温かく迎えられ店内に。 (スイマセーンって感じでしたが)。 さすが高級なフレンチレストラン、セレブな雰囲気漂ってましたね~。 そして驚いたのが客層。 大抵日本のこのテのレストランは女性が大半だったりしていますが、ビジネスマンの多い事。 男性3人~2人組のお客が多かったんです。 接待で使用しているんですかねー。 この日は火曜日で平日だったのに仕事は? ゆっくりゆっくり美しいお料理を静かに頂いているパリジャンに少々驚いてしまいました。

静かにランチコースが始まりましたよ。 ちょっぴり緊張した面持ち。
まずはアミューズから。 ちょっとお菓子のようなテイスト。


こちらは冷たいスープ。 青い豆のスープで上が卵白で赤い花びらが乗ってました。

オマール海老(だったか?) プリプリの海老がグリルされコンソメ風のスープを目の前でかけてくれ頂きました。 とっても和風な味が意外でした。

続いて白身魚(蒸した感じでした)。タマリンドの少し酸味がかったソースを辛めて頂きます。 付け合わせは蕪。

旬の貝も一緒に。 ガーリックバター風味でした(確か)。 とにかくもう2カ月以上も前なので味を殆ど忘れてしまったという・・・。美味しかったな。という印象は強いのですが。

続いてメインのお肉。 鴨だったかしら。 こんがり表面がやかれパリパリの皮が美味しかった。 隣に添えてある赤いベリー系のペイストのようなものを付けて頂くんです。 しかしすでに結構お腹いっぱいで苦しかった記憶が。

母が半分くらいのところでフォーク&ナイフを揃えて置いておいたら「嫌いなの?」って言われてしまいました。 「いや、そうではなく・・・」 テーブルマナーはしっかり守らないとです(^^ゞ
お口直しのシャーベット。 真っ白で綺麗です♪
ひんやり酸っぱい!

続いてデザート3種! デザートだけでこんなにもの種類が目の前に並べられました。

パリッとした表面のカラメル上の蓋を割ると下からフワリとメレンゲ風のソースが。 ここでも赤い花びらと繊維状の赤く染められたものが。。結局なんだかわかりませんでしたが(汗)


カシスのシャーベット。 黄色の方はタルト生地にレモンムース。


どれもこれも綺麗で壊してしまうのがもったいないくらい。 これをアヤップルが作っているのねーなんてしみじみと味わって頂きました。
最後の最後にフルーツ、マドレーヌ、卵の殻に入ったエッグノックのような飲み物。
ちょこちょこと出てきた種類は全部で14種。 全体に花びらが使われているのが特徴的でしたね。 料理の方はいわゆるフレンチ独特のこってりソースではなく全体にあっさり。 素材も蕪とかしょうゆなども使われオリエンタルテイストな印象でした。 そしてスイーツの種類! 色も綺麗で形も上品。 味の保障はもちろんですが見た目でもかなり楽しませて頂きました。
最後に厨房に立つアヤップルの姿を拝見させてもらいました。 意外に狭い厨房でびっくりしたな。 しかしすごいよ、一流パティシエになっちゃったんだもんね! 夢をかなえた彼女は本当に輝いて見えました。
I am proud of you!!

お店の構えは決して派手でなく、セーヌ川から横道に入ったひっそりとした場所にありました。 予約は念のため2ヶ月前にした方が良いかもしれません。 パリ訪問でこんな高級レストランで食事したことも今となっては良い思い出になってます♪


※るるぶパリ’10にも掲載されてました。
L'Astrance
4, rue Beethoven 75016 Paris (Metro : 6号線 Passy駅より 徒歩5分)
Tel : +33 (0) 1 40 50 84 40
Fax: +33 (0) 1 40 50 11 45
予約は2カ月前の1日から
休 日 : 土・日・月曜日
ランチ 12:30~13:45、
ディナー 20:00~21:15
ランキング登録してみました。

パリ最終日のランチは豪華にミシュランで3つ星を獲得したという16区にある「ラストランス(L'astrance)に行って来ました~

友人のアヤップルがこちらのレストランでオーナーパティシエやっているのでせっかくなら彼女が作るスイーツを頂こうと1ヶ月くらい前に予約を入れてもらいました。 最初はディナーに予約を入れてもらっていたのですが、なんと専属ソムリエが選ぶお勧めワイン付きで350ユーロだっていうのでそれはいくらなんでもムリでしょー(+o+)。 さすがにディナーで二人分で7万円は出せません。 というわけでランチに変更してもらいました。 ランチでも70ユーロでしたが。
パリの3つ星レストランですからね、ほんとはおしゃれして行こうとワンピース(夏用)を持って行っていたのですが6月初旬のパリは寒くて寒くてワンピースどころではなかったので、超ラフなパンツ&コートで行ってしまい、出迎えられたスタッフさんに上から下までジロリとみられてしまいました(失態)。

しかし温かく迎えられ店内に。 (スイマセーンって感じでしたが)。 さすが高級なフレンチレストラン、セレブな雰囲気漂ってましたね~。 そして驚いたのが客層。 大抵日本のこのテのレストランは女性が大半だったりしていますが、ビジネスマンの多い事。 男性3人~2人組のお客が多かったんです。 接待で使用しているんですかねー。 この日は火曜日で平日だったのに仕事は? ゆっくりゆっくり美しいお料理を静かに頂いているパリジャンに少々驚いてしまいました。

静かにランチコースが始まりましたよ。 ちょっぴり緊張した面持ち。
まずはアミューズから。 ちょっとお菓子のようなテイスト。


こちらは冷たいスープ。 青い豆のスープで上が卵白で赤い花びらが乗ってました。

オマール海老(だったか?) プリプリの海老がグリルされコンソメ風のスープを目の前でかけてくれ頂きました。 とっても和風な味が意外でした。

続いて白身魚(蒸した感じでした)。タマリンドの少し酸味がかったソースを辛めて頂きます。 付け合わせは蕪。

旬の貝も一緒に。 ガーリックバター風味でした(確か)。 とにかくもう2カ月以上も前なので味を殆ど忘れてしまったという・・・。美味しかったな。という印象は強いのですが。

続いてメインのお肉。 鴨だったかしら。 こんがり表面がやかれパリパリの皮が美味しかった。 隣に添えてある赤いベリー系のペイストのようなものを付けて頂くんです。 しかしすでに結構お腹いっぱいで苦しかった記憶が。

母が半分くらいのところでフォーク&ナイフを揃えて置いておいたら「嫌いなの?」って言われてしまいました。 「いや、そうではなく・・・」 テーブルマナーはしっかり守らないとです(^^ゞ
お口直しのシャーベット。 真っ白で綺麗です♪
ひんやり酸っぱい!

続いてデザート3種! デザートだけでこんなにもの種類が目の前に並べられました。

パリッとした表面のカラメル上の蓋を割ると下からフワリとメレンゲ風のソースが。 ここでも赤い花びらと繊維状の赤く染められたものが。。結局なんだかわかりませんでしたが(汗)


カシスのシャーベット。 黄色の方はタルト生地にレモンムース。


どれもこれも綺麗で壊してしまうのがもったいないくらい。 これをアヤップルが作っているのねーなんてしみじみと味わって頂きました。
最後の最後にフルーツ、マドレーヌ、卵の殻に入ったエッグノックのような飲み物。

ちょこちょこと出てきた種類は全部で14種。 全体に花びらが使われているのが特徴的でしたね。 料理の方はいわゆるフレンチ独特のこってりソースではなく全体にあっさり。 素材も蕪とかしょうゆなども使われオリエンタルテイストな印象でした。 そしてスイーツの種類! 色も綺麗で形も上品。 味の保障はもちろんですが見た目でもかなり楽しませて頂きました。
最後に厨房に立つアヤップルの姿を拝見させてもらいました。 意外に狭い厨房でびっくりしたな。 しかしすごいよ、一流パティシエになっちゃったんだもんね! 夢をかなえた彼女は本当に輝いて見えました。
I am proud of you!!

お店の構えは決して派手でなく、セーヌ川から横道に入ったひっそりとした場所にありました。 予約は念のため2ヶ月前にした方が良いかもしれません。 パリ訪問でこんな高級レストランで食事したことも今となっては良い思い出になってます♪


※るるぶパリ’10にも掲載されてました。
L'Astrance
4, rue Beethoven 75016 Paris (Metro : 6号線 Passy駅より 徒歩5分)
Tel : +33 (0) 1 40 50 84 40
Fax: +33 (0) 1 40 50 11 45
予約は2カ月前の1日から
休 日 : 土・日・月曜日
ランチ 12:30~13:45、
ディナー 20:00~21:15
ランキング登録してみました。

Posted by hime at 00:47│Comments(2)
│フランス・パリ May.10
この記事へのコメント
すごい!! 本場 3つ星フレンチ、なかなか体験できませんよ。
1つ星だってすごいわけでしょう(๑→ܫ←๑)
向こうで3つ星はほんとにドレスアップしてかないといけないんでしょうね。
でも旅行者特に夏でない場合は 荷物が多くなってしまうから無理ですよねー。洋服に合わせた靴まで持ってかないとい変だろうし。
しかしランチで70ユーロ・・・うーん。すごい。
お友達素晴らしいですね☆夢をかなえる人は一握り。
しかも一線で努力し 頑張ってらっしゃる彼女の姿は 本当に素敵です!!
今日友人と オットのワルグチ言って だらだらお茶していたことを反省しました(p_-)
1つ星だってすごいわけでしょう(๑→ܫ←๑)
向こうで3つ星はほんとにドレスアップしてかないといけないんでしょうね。
でも旅行者特に夏でない場合は 荷物が多くなってしまうから無理ですよねー。洋服に合わせた靴まで持ってかないとい変だろうし。
しかしランチで70ユーロ・・・うーん。すごい。
お友達素晴らしいですね☆夢をかなえる人は一握り。
しかも一線で努力し 頑張ってらっしゃる彼女の姿は 本当に素敵です!!
今日友人と オットのワルグチ言って だらだらお茶していたことを反省しました(p_-)
Posted by sin at 2010年08月09日 20:05
>sinさん、
初めての体験でした~
友人のお陰で良い思いさせてもらっちゃいました。なんてったって70ユーロですもの。 ランチで!
念のためドレスコードの件確認したら楽な格好で全然OKってことだったので
その言葉に甘え(過ぎて)。 周りのお客さんに申し訳なかったかなって
恐縮しちゃいました。 でも旅行者ということで簡便してほしー(笑)
こんなにも極めるなんて思ってもいなかったから本当に驚きです。
彼女はガンバリ屋さんなんでがむしゃらにやったんだろうな。
偉いですよねー! 自分が好きな事で生活出来るなんてすばらしいと思います~
sinさんそれもたまには必要ですよ(^^)v
初めての体験でした~
友人のお陰で良い思いさせてもらっちゃいました。なんてったって70ユーロですもの。 ランチで!
念のためドレスコードの件確認したら楽な格好で全然OKってことだったので
その言葉に甘え(過ぎて)。 周りのお客さんに申し訳なかったかなって
恐縮しちゃいました。 でも旅行者ということで簡便してほしー(笑)
こんなにも極めるなんて思ってもいなかったから本当に驚きです。
彼女はガンバリ屋さんなんでがむしゃらにやったんだろうな。
偉いですよねー! 自分が好きな事で生活出来るなんてすばらしいと思います~
sinさんそれもたまには必要ですよ(^^)v
Posted by hime
at 2010年08月10日 00:13
